まずはLPガス会社の請求書・領収書・検針票を用意しよう!

 

つぎはですね、単価のお話をしましょう。

 

お手元にLPガスの納品書、もしくは請求書などをもってきて、実際に計算してみてください。

 

小学生の算数でできる計算ですから、どなたでも簡単に算出できますので。電卓さえあれば一発です。

 

ここで出てきた 「 従量単価 」 が、あなたのお宅に割り当てられている単価です。
これがガス代の 「 高い安い 」 を判断する基本になりますね。

 

 

プロパンガスの単価を計算してみよう!

では具体的に見ていきましょう。
サンプルは、実際に僕の家に来ていた納品書です。(※ちょっと恥ずかしいです 笑)

「 使用量15m³ 」 に対して、 「 料金が9,920円 」 となっていました。
プロパンガス屋の料金って、細かい明細とか載ってないんですよね。
この辺も良くないところだと思いますけど。


で、実際にLPガスの単価を計算する前に、
公式を紹介しておきますね。

ガス料金 = { 基本料金 + ( 従量単価 × 使用量 ) } × 1.05
です。



では実際に数値を入れて計算してみましょう。
請求額から消費税を抜く
まずはガス料金の9,920円から消費税を抜いて ( 9920 ÷ 1.05 )9,477円

基本料金を引く
ここから基本料金を引くのですが、
僕の場合はおそらく1,800円くらいかと思われるので、
これを引きます。

すると 9,477 - 1,800 = 7,647円 になりますね。


あ、この 基本料金 もプロパンガス業者が自由に決めてるのでまちまちなんですが、
おそらく 「 1,000円〜2,000円くらい 」 に設定してる業者が多いと思います。
(※基本料金が分からない方は、とりあえず1,500円くらいに設定して計算してみてください。)


使用料で割る
で最後に、 7,647円 を使用量の 15m³ で割ってあげると単価が出てきます。
7,647 ÷ 15 = 509.8 ですから、僕の場合は 510円 に単価設定されてたことが分かりますね。


いかがでしょうか?
っていうか皆さんのお宅では、単価いくらになってました?
まさか600円以上とかだったりしませんよね・・・
だとすると、かなり高めだと思います。


ちなみに僕の場合は、いくつかあるガス代値下げ方法のうち 【パターン2】 を実践し、
ガスの従量単価を 510円 → 410円 に値下げすることに成功しました。

次のページでご説明している集合住宅 (アパート・マンション等) の適正料金からは少し高いですが、
まあ当初の510円から比べれば 100円値下げ できたので、とりあえず良しとしています。

プロパンガス(LPG)の適正価格を知ろう!


< このページのまとめ >
現在お使いのプロパンガスの料金が「高い」のか、それとも「妥当」なのか、
それを判断するには、ガス代の単価を知る必要があります。
単価とは、1m³(立法メートル)あたりの価格のことです。

契約しているプロパンガス販売業者に電話して、「基本料金」と「単価」を聞いてみると早いですが、
というか請求書にそのくらい載せるべきだと思いますが、電卓さえあれば誰でも簡単に計算できますので、
単価を調べることをオススメします。

LPガスの単価を求める公式は、 ガス料金 = { 基本料金 + ( 従量単価 × 使用量 ) } × 1.05 です。
お住まい(一戸建てか集合住宅か)によっても違ってくるのですが、
ここで単価が500円を超えるようであれば、十分料金を見直せる可能性があります。