おなじLPガス業者なのに、料金がバラバラという不思議

まず勘違いしてる人が多いと思うのが、
「 プロパンガスは公共料金ではない 」 ってことです。

 

僕も都内に住んでましたんで、ガス代は公共料金という感覚だったんですが、
LPガスは違うんですね。

 

プロパンガスは自由料金で、
事業者が自由に値段をつけられる。

 

いってしまうと 「 ガソリン 」 などと同じなんですね。
だから高い業者もいれば安い業者もいる。

 

しかももっというと、
同じガス屋を利用していて、同じ量のガスを使っていたとしても、
料金が全然違う!
なんてことがザラにあるんです。

利用者( 私たち )の足元をみるプロパンガス販売店


これ、信じられますか?

同じプロパンガス業者を使っていて、使用量もおなじ 「 20m³ 」 だという AさんBさん
なのに Aさんの支払いは 12,000円 で、 Bさんは 8,000円 なんてことが、
ふつうにまかり通ってる業界なんです。


ぼくもこれを初めて知った時は驚きました。
結構衝撃ですよね。
だって別のプロパンガス業者で価格が違うっていうのであれば納得できますが、
「 おなじガス業者が、お客さんごとに料金を変えてる 」 わけですから。


ですから、もう一度ご自分の家でどのくらいの料金を支払っているのか?
もしくはご近所さんでおなじプロパンガス業者を利用してる方がいたら、
明細とか納品書 (検針請求書) を見せてもらうといいです。

お互いに見せ合いっこして、
その結果に驚くかもしれませんよ。


ボッタ○リとまではいいませんけど、
僕たちLPガスの利用者は、販売業者から結構足元見られてるんです。
10円、20円って、じわじわ〜っと値上げさせてったりして。

これはプロパンガス業界の古くてよくない慣習だと思うんですが、
消費者からすれば信じられないことです。

プロパンガスの単価を計算してみよう!


< このページのまとめ >
都市ガスとちがって、プロパンガスは公共料金ではありません。
プロパンガス販売業者が自由に値段をつけていい、「自由料金」の商品です。
そのため普通に考えたらありえないことですが、同じガス会社を利用しているにもかかわらず、
お隣さんより料金が全然高い!などということが起こりえます。

これはプロパンガス業界の良くない慣習だと言えるでしょう。
料金一律で販売してもらえれば、消費者としてこれほどスッキリすることはないですが、
いまのところそれは難しいのが現実です。

また、長いこと同じLPガス販売店を利用しているユーザーの方が、
業者からジワジワと値上げされて高いガスを使っている場合が多い、というのも事実です。